小川未明 『薔薇と巫女』 自分では深い、深い谷に落ち行くような気がしたが、不思議に怪我もせずに沙の中に倒れた。 彼は、倒れたまま空を仰ぐと、月は、黒雲を出て以前と同じように沙原を照らしている。 其処も同じく沙地であったが、丘が見えない。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア