小川未明 『薔薇と巫女』 それは病めるようなこの朧ろ月の下に咲いた黄色な薔薇の花であった。 この時、水を探ねたように香を嗅ごうと焦った。 而して花に鼻を触れて見たけれど、花には何の香というものもない。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア