小川未明 『薔薇と巫女』 また立騒ぐ小鳥の翼の音と聞違えたのかも知れなかった。 気まぐれに森を離れて飛び来った小鳥が門の前を過ぎたのかとも思ったのであろう……。 その娘は、なんでも諸国を巫女になって歩いているといい、また、家に連れ帰されて座敷牢の中に入れられてあるともいう。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア