小川未明 『不思議な鳥』 又、雨霽りのした朝は、紅の蕾から雫の垂れる下枝に懸けてやった。 思いなしか、この時分から黒い鳥の胸毛が漸々薄紅になりかかった。 小鳥は籠の中から、この春の麗かな景色を眺めていた。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア