小川未明 『迷い路』 母親は夕飯の仕度をするからといって、又家の内へ入りました後で、二郎は「兄さん、痛くはないか……」と言って伏目になって足下に落ちている棒に眸を移しました。 兄は黙って頭を振って、「もう痛くはないよ。 と寂しそうに笑顔を作ったのであります。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア