その晩二人は寝床へ入ってから、明朝自分達を生んでくれた旧の母さんを尋ねに三里彼方の、隣村の杉の木の森を探ねに出る約束をしたのです。
夜が明けますと太郎と二郎と二人して、弁当を腰に下げて、杖を持て、草鞋を穿いて、同じ、扮粧で出掛たのであります。
橋を渡り、畑や、圃の中の小道を過ぎて、目ざす隣村の村端れに来かかりますと、広い野原の中に一筋の道が走っています。
その晩二人は寝床へ入ってから、明朝自分達を生んでくれた旧の母さんを尋ねに三里彼方の、隣村の杉の木の森を探ねに出る約束をしたのです。
夜が明けますと太郎と二郎と二人して、弁当を腰に下げて、杖を持て、草鞋を穿いて、同じ、扮粧で出掛たのであります。
橋を渡り、畑や、圃の中の小道を過ぎて、目ざす隣村の村端れに来かかりますと、広い野原の中に一筋の道が走っています。