小川未明 『森の暗き夜』 この鳥の雛は、親鳥と共に南方の、赤い花の咲いている、温かな国を慕って飛び去った。 葉の色が黄いろくなった。 頭髪のような、黒い毛の垂れ下がっている鳥の巣は、青い、澄み渡った空の下にひらひらと懸っていた。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア