小川未明 『森の暗き夜』 かの夕陽に赤く色づき、朝日に照り返って輝く、皮の剥げた枯木の老幹は、白くなって、青々と繁った林の中から突き出て見えた。 女は、何の木とも知らぬ、白い花の咲いている木の下に穴を掘った。 そこには黒い布に包まれた死児が草の上に横たえられた。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア