どんな強い風に当たっても裂けぬように、またどんなに雨や波にぬらされても、破れぬようにと、念に念をいれて造っていました。
妹は、兄さんといっしょになって、船出の許しをおじいさんに頼んだものの、兄の身の上が案じられてしかたがありませんでした。
「どうかして、兄さんが無事に、出ていって帰ってこられるように。
どんな強い風に当たっても裂けぬように、またどんなに雨や波にぬらされても、破れぬようにと、念に念をいれて造っていました。
妹は、兄さんといっしょになって、船出の許しをおじいさんに頼んだものの、兄の身の上が案じられてしかたがありませんでした。
「どうかして、兄さんが無事に、出ていって帰ってこられるように。