小川未明 『風の寒い世の中へ』 お人形は、寒くて、寂しくて、悲しくなりました。 いままでいたお嬢さんのへやが、恋しくなりました。 本箱の上に、平和で、雨や、風から遁れて、まったく安心していられた時分のことを思い出して、なつかしくてなりませんでした。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア