小川未明 『海からきた使い』 毎晩のように、つえをついて、笛を鳴らしながら、町の中を歩いたのでした。 按摩は、坂にかかって、地が凍っているものですから、足をすべらしました。 そのはずみに、懐中の財布を落とすと、口が開いて、銀貨や、銅貨がみんなあたりにころがってしまったのでした。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア