どうせそうならば、この人のいい薬屋さんにやって、りっぱに、幸福に育ててもらったほうが、どれほど、当人にとってもいいことかしれないと考えました。
あわれな母親は、二番めの娘をやることにきめました。
そして、そのことを娘に話しますと、さすがに娘は、恋しい母親のもとを去ることを悲しみましたが、やさしい小父さんであり、また、日ごろから遠い西の国の景色などを目に描いて、憧れていましたから、ついいってみる気にもなったのでありました。
どうせそうならば、この人のいい薬屋さんにやって、りっぱに、幸福に育ててもらったほうが、どれほど、当人にとってもいいことかしれないと考えました。
あわれな母親は、二番めの娘をやることにきめました。
そして、そのことを娘に話しますと、さすがに娘は、恋しい母親のもとを去ることを悲しみましたが、やさしい小父さんであり、また、日ごろから遠い西の国の景色などを目に描いて、憧れていましたから、ついいってみる気にもなったのでありました。