三千代の兄はその方面に於て、普通以上の感受性を持っていなかった。
深い話になると、正直に分らないと自白して、余計な議論を避けた。
何処からか arbiter elegantiarum と云う字を見付出して来て、それを代助の異名の様に濫用したのは、その頃の事であった。
三千代の兄はその方面に於て、普通以上の感受性を持っていなかった。
深い話になると、正直に分らないと自白して、余計な議論を避けた。
何処からか arbiter elegantiarum と云う字を見付出して来て、それを代助の異名の様に濫用したのは、その頃の事であった。