小川未明 『赤い蝋燭と人魚』 しかし、もはや、鬼のような心持になってしまった年より夫婦は何といっても娘の言うことを聞き入れませんでした。 娘は、室の裡に閉じこもって、一心に蝋燭の絵を描ていました。 しかし年より夫婦はそれを見ても、いじらしいとも哀れとも思わなかったのであります。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア