しかし、何処からともなく、誰が、お宮に上げるものか、毎晩、赤い蝋燭が点りました。
昔は、このお宮にあがった絵の描いた蝋燭の燃えさしを持ってさえいれば、決して海の上では災難に罹らなかったものが、今度は、赤い蝋燭を見ただけでも、その者はきっと災難に罹って、海に溺れて死んだのであります。
忽ち、この噂が世間に伝わると、もはや誰も、山の上のお宮に参詣する者がなくなりました。
しかし、何処からともなく、誰が、お宮に上げるものか、毎晩、赤い蝋燭が点りました。
昔は、このお宮にあがった絵の描いた蝋燭の燃えさしを持ってさえいれば、決して海の上では災難に罹らなかったものが、今度は、赤い蝋燭を見ただけでも、その者はきっと災難に罹って、海に溺れて死んだのであります。
忽ち、この噂が世間に伝わると、もはや誰も、山の上のお宮に参詣する者がなくなりました。