それどころか、自分でぐるぐると繩をなにかの枝に巻きつけて、苦しまぎれに、ウエー、ウエーと悲鳴を上げているのでした。
ちょうどその声は、ぶなの木がざわざわと体を揺すって歌うのに、調子を合わせて、頓狂な拍子でも取るようにきかれたのでした。
りこうなのねずみは、この風のうちに、いつもにない不安を感じたのです。
それどころか、自分でぐるぐると繩をなにかの枝に巻きつけて、苦しまぎれに、ウエー、ウエーと悲鳴を上げているのでした。
ちょうどその声は、ぶなの木がざわざわと体を揺すって歌うのに、調子を合わせて、頓狂な拍子でも取るようにきかれたのでした。
りこうなのねずみは、この風のうちに、いつもにない不安を感じたのです。