夏目漱石 『それから』 社会から逐い放たるべき二人の魂は、ただ二人対い合って、互を穴の明く程眺めていた。 そうして、凡てに逆って、互を一所に持ち来たした力を互と怖れ戦いた。 しばらくすると、三千代は急に物に襲われた様に、手を顔に当てて泣き出した。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア