たなの上から徳利を下ろして、奥へ持ってはいると、やがてもどってきてたるの酒をうつすようすをして、徳利を振ってみせました。
酒が、チョロ、チョロと音をたてて鳴りました。
くまは、信ずるもののように、おとなしくしていましたが、やがて持ってきた、かきとまたたびをそこへ捨てると、徳利を抱えるようにして、まるまる肥ったからだで、前の山道を後をも見ずに、駆けて去りました。
たなの上から徳利を下ろして、奥へ持ってはいると、やがてもどってきてたるの酒をうつすようすをして、徳利を振ってみせました。
酒が、チョロ、チョロと音をたてて鳴りました。
くまは、信ずるもののように、おとなしくしていましたが、やがて持ってきた、かきとまたたびをそこへ捨てると、徳利を抱えるようにして、まるまる肥ったからだで、前の山道を後をも見ずに、駆けて去りました。