けれども動機行為の権は全く自己の天分から湧いて出るより外に道はないと信じた。
かれはこの点に於て、社会と自分との間には全く交渉のないものと認めて進行する気であった。
代助は彼の小さな世界の中心に立って、彼の世界を斯様に観て、一順その関係比例を頭の中で調べた上、
けれども動機行為の権は全く自己の天分から湧いて出るより外に道はないと信じた。
かれはこの点に於て、社会と自分との間には全く交渉のないものと認めて進行する気であった。
代助は彼の小さな世界の中心に立って、彼の世界を斯様に観て、一順その関係比例を頭の中で調べた上、