谷崎潤一郎 『陰翳礼讃』 同じ白いのでも、西洋紙の白さと奉書や白唐紙の白さとは違う。 西洋紙の肌は光線を撥ね返すような趣があるが、奉書や唐紙の肌は、柔かい初雪の面のように、ふっくらと光線を中へ吸い取る。 そうして手ざわりがしなやかであり、折っても畳んでも音を立てない。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア