「彼の男と遊ぶと、座敷が賑やかで面白い。
と、遊び仲間の連中に喜ばれ、酒の席にはなくてはならない人物でした。
唄が上手で、話が上手で、よしや自分がどんなに羽振りの好い時でも、勿体ぶるなどゝ云う事は毛頭なく、立派な旦那株であると云う身分を忘れ、どうかすると立派な男子であると云う品位をさえ忘れて、ひたすら友達や藝者達にやんやと褒められたり、可笑しがられたりするのが、愉快でたまらないのです。
「彼の男と遊ぶと、座敷が賑やかで面白い。
と、遊び仲間の連中に喜ばれ、酒の席にはなくてはならない人物でした。
唄が上手で、話が上手で、よしや自分がどんなに羽振りの好い時でも、勿体ぶるなどゝ云う事は毛頭なく、立派な旦那株であると云う身分を忘れ、どうかすると立派な男子であると云う品位をさえ忘れて、ひたすら友達や藝者達にやんやと褒められたり、可笑しがられたりするのが、愉快でたまらないのです。