谷崎潤一郎 『細雪』 三人のうちで一人洋装をしている妙子は、身軽に彼方此方と、そこらに散らばった畳紙の中味を調べてみて、それを見附けると又姉のうしろへ廻った。 幸子は結ばれたお太鼓の上を片手でおさえて、立ったまま二三度息をしてみて、 「今度はええらしい」 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア