「ああ、そう、………」
では「お婆ちゃん」は御馳走の材料でも仕入れに行っているのではないか、とも思えたが、やがて柱時計が七時を打っても帰って来そうな様子がないので、狐につままれたようであった。
妙子は自分が姉達を引っ張って来た責任があるので、だんだん気が揉めて来て、何の支度もしてない食堂の方を無躾に覗き込んだりしたが、カタリナはそれを感じているのかいないのか、時々、ストーブが小さくて石炭が直ぐ立ってしまうので、後から後から石炭を投げ込んでいた。
「ああ、そう、………」
では「お婆ちゃん」は御馳走の材料でも仕入れに行っているのではないか、とも思えたが、やがて柱時計が七時を打っても帰って来そうな様子がないので、狐につままれたようであった。
妙子は自分が姉達を引っ張って来た責任があるので、だんだん気が揉めて来て、何の支度もしてない食堂の方を無躾に覗き込んだりしたが、カタリナはそれを感じているのかいないのか、時々、ストーブが小さくて石炭が直ぐ立ってしまうので、後から後から石炭を投げ込んでいた。