夏目漱石 『琴のそら音』 ノートなどを入れてだいぶ叮嚀に調べているじゃないか」 「これか、なにこれは幽霊の本さ」と津田君はすこぶる平気な顔をしている。 この忙しい世の中に、流行りもせぬ幽霊の書物を澄まして愛読するなどというのは、呑気を通り越して贅沢の沙汰だと思う。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア