谷崎潤一郎 『細雪』 と、手頸の赤く脹れたところを掻きながらテラスへ上って来たが、 「お春どん、モスキトン持って来て」 と、幸子が奥へ怒鳴っている暇に、又庭へ降りて行って、今度は平戸の花の萎んだのを摘みはじめた。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア