そんなことで、幸子は大体東京の模様も想像出来るような気がしたが、雪子からは矢張何の音沙汰もなかった。
尤も雪子も姉ほどではないが手紙を書くことを大層がる方なので、いつもの筆不精をきめているのであろうし、それに、定まった自分の部屋と云うものがないのでは、落ち着いて物を書くことも出来ないであろうと思えもした。
幸子は考えて、
そんなことで、幸子は大体東京の模様も想像出来るような気がしたが、雪子からは矢張何の音沙汰もなかった。
尤も雪子も姉ほどではないが手紙を書くことを大層がる方なので、いつもの筆不精をきめているのであろうし、それに、定まった自分の部屋と云うものがないのでは、落ち着いて物を書くことも出来ないであろうと思えもした。
幸子は考えて、