尤も雪子も姉ほどではないが手紙を書くことを大層がる方なので、いつもの筆不精をきめているのであろうし、それに、定まった自分の部屋と云うものがないのでは、落ち着いて物を書くことも出来ないであろうと思えもした。
幸子は考えて、
「悦ちゃん、一遍姉ちゃんに書いて出してお見」
尤も雪子も姉ほどではないが手紙を書くことを大層がる方なので、いつもの筆不精をきめているのであろうし、それに、定まった自分の部屋と云うものがないのでは、落ち着いて物を書くことも出来ないであろうと思えもした。
幸子は考えて、
「悦ちゃん、一遍姉ちゃんに書いて出してお見」