夏目漱石 『それから』 手渡しにする時、少し手先が顫えたが、渡したあとでは却って茫然として自失した。 三年前三千代と平岡の間に立って斡旋の労を取った事を追想するとまるで夢の様であった。 翌日は平岡の返事を心待に待ち暮らした。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア