「拵えたって無駄だわよ、どうせ夏になればお爺ちゃんは日中に戸外へなんぞ出られやしないわ、無駄な費用だから止めた方がいゝわ」
と、颯子が云うと、浄吉が云った。
「約束通りプールの工事が始まっているのを、眺めるだけでも親父の頭にはいろ/\な空想が浮ぶんだよ。
「拵えたって無駄だわよ、どうせ夏になればお爺ちゃんは日中に戸外へなんぞ出られやしないわ、無駄な費用だから止めた方がいゝわ」
と、颯子が云うと、浄吉が云った。
「約束通りプールの工事が始まっているのを、眺めるだけでも親父の頭にはいろ/\な空想が浮ぶんだよ。