谷崎潤一郎 『鍵』 私は夫の日記帳のありかを知っており、時にはそれにそっと手を触れたこともあり、稀には中を開けて見たことさえもないではないが、文字は一字も読んだことはない。 それは本当のことなのである。 二月二十七日。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア