谷崎潤一郎 『鍵』 この前は正月四日の朝であった。 夫の留守に掃除にはいったら、水仙の活けてある一輪揷しの前に落ちていた。 今朝は臘梅の花が萎んでいるのに心づいて、侘助椿に活けかえようと思って行ったら、あの時と同じ所にあの鍵が落ちていた。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア