谷崎潤一郎 『鍵』 ところが、いくら上手に剥がしてもやはり微かながら痕跡が残る。 あんなツルツルの硬い紙でも、どうしても多少の疵がつく。 テープの貼られた所だけに型が残るのならよいが、剥がす拍子に周囲に疵がひろがるので、誰かが開けたことは蔽い隠しようもない。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア