夏目漱石 『それから』 その時客の足音が縁側にして、案内も待たずに兄の誠吾が這入って来た。 「やあ、此方へ」と席を勧めたのが代助にはようようであった。 誠吾は席に着くや否や、扇子を出して、上布の襟を開く様に、風を送った。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア