敏子の部屋が空いているけれども、彼女は自分が使わない時でも他人に使われることを嫌い、襖や本箱やデスクの抽出等に悉く鍵を掛けているので、私もめったにはいったことがないのである。
で、二階の書斎を貸して貰うことにして、板敷の床に夜具布団を敷いて寝る。
これから当分、看護婦と私がときどき交代でここに寝ることになりそうである。
敏子の部屋が空いているけれども、彼女は自分が使わない時でも他人に使われることを嫌い、襖や本箱やデスクの抽出等に悉く鍵を掛けているので、私もめったにはいったことがないのである。
で、二階の書斎を貸して貰うことにして、板敷の床に夜具布団を敷いて寝る。
これから当分、看護婦と私がときどき交代でここに寝ることになりそうである。