夏目漱石 『それから』 彼等は赫々たる炎火の裡に、二人を包んで焼き殺そうとしている。 代助は無言のまま、三千代と抱き合って、この燄の風に早く己れを焼き尽すのを、この上もない本望とした。 彼は兄には何の答もしなかった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア