しかし木村を通してでも、またそうでなくても、何かの折々に感づいていたことであろうし、まして病人が口走ったとすれば、直ちにピンと来たであろう。
「ヨウダンス、―――」と、病人が茶の間の方を指さす。
敏子が茶の間へ行って用箪笥の抽出を捜してみる、が、もはや日記帳はそこに置いてないことが知れる。
しかし木村を通してでも、またそうでなくても、何かの折々に感づいていたことであろうし、まして病人が口走ったとすれば、直ちにピンと来たであろう。
「ヨウダンス、―――」と、病人が茶の間の方を指さす。
敏子が茶の間へ行って用箪笥の抽出を捜してみる、が、もはや日記帳はそこに置いてないことが知れる。