自分はそう思うことで云うに云われぬ誇りを感じ、それで嬉しかったのであった。
………が、それだけならば誰に話しても分って貰えることだけれども、実は自分の胸の中には、又もう一つの感情があった。
つまり自分は、二三年来生理的に夫たる資格を失いかけているところから、此のまゝでは、―――何とかしてやらなければ、―――妻に申訳がないと云う気持が、昂じて来ていたのであった。
自分はそう思うことで云うに云われぬ誇りを感じ、それで嬉しかったのであった。
………が、それだけならば誰に話しても分って貰えることだけれども、実は自分の胸の中には、又もう一つの感情があった。
つまり自分は、二三年来生理的に夫たる資格を失いかけているところから、此のまゝでは、―――何とかしてやらなければ、―――妻に申訳がないと云う気持が、昂じて来ていたのであった。