後撰集巻十一恋三の部に、「大納言国経朝臣の家に侍りける女に、いと忍びて語らひ侍りて行末まで契りける比、此の女俄かに贈太政大臣(時平)に迎へられて渡り侍りにければ、文だにも通はす方なくなりにければ、かの女の子の五つばかりなる、本院の西の対に遊び歩きけるを呼び寄せて、母に見せ奉れとて腕に書きつけ侍りける。
平定文」として、
昔せしわがかねごとの悲しきは
後撰集巻十一恋三の部に、「大納言国経朝臣の家に侍りける女に、いと忍びて語らひ侍りて行末まで契りける比、此の女俄かに贈太政大臣(時平)に迎へられて渡り侍りにければ、文だにも通はす方なくなりにければ、かの女の子の五つばかりなる、本院の西の対に遊び歩きけるを呼び寄せて、母に見せ奉れとて腕に書きつけ侍りける。
平定文」として、
昔せしわがかねごとの悲しきは