それから太平記の大塔宮熊野落ちの条下に出て来る竹原八郎の一族、―――宮はこの家にしばらくご滞在になり、同家の娘との間に王子をさえ儲けていらっしゃるのだが、その竹原氏の子孫も栄えているのである。
その外更に古いところでは大台ヶ原の山中にある五鬼継の部落、―――土地の人はあれは鬼の子孫だと云って、決してその部落とは婚姻を結ばず、彼等の方でも自分の部落以外とは結ぶことを欲しない。
そして自分たちは役の行者の前鬼の後裔だと称している。
それから太平記の大塔宮熊野落ちの条下に出て来る竹原八郎の一族、―――宮はこの家にしばらくご滞在になり、同家の娘との間に王子をさえ儲けていらっしゃるのだが、その竹原氏の子孫も栄えているのである。
その外更に古いところでは大台ヶ原の山中にある五鬼継の部落、―――土地の人はあれは鬼の子孫だと云って、決してその部落とは婚姻を結ばず、彼等の方でも自分の部落以外とは結ぶことを欲しない。
そして自分たちは役の行者の前鬼の後裔だと称している。