谷崎潤一郎 『吉野葛』 左の方のが妹山、右の方のが背山、―――」 と、その時案内の車夫は、橋の欄干から川上の方を指さして、旅客の筇をとどめさせる。 かつて私の母も橋の中央に俥を止めて、頑是ない私を膝の上に抱きながら、 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア