谷崎潤一郎 『吉野葛』 「だがそれだけではないんだよ」 と、津村はそこまで語って来て、早や暮れかかって来た対岸の菜摘の里の森影を眺めながら、 「自分は今度、ほんとうに初音の鼓に惹き寄せられてこの吉野まで来たようなものなんだよ」 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア