谷崎潤一郎 『吉野葛』 私の計画した歴史小説は、やや材料負けの形でとうとう書けずにしまったが、この時に見た橋の上のお和佐さんが今の津村夫人であることは云うまでもない。 だからあの旅行は、私よりも津村に取って上首尾を齎した訳である。 (昭和六年一月〜二月) 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア