それに南蛮胴の鎧と云い、水牛の抱角に帝釈天の兜と云い、邪推をすれば、内面の弱点を人に見透かされまいとして、強いてそう云う威嚇的な扮装をしたと思われぬでもない。
が、たゞでさえシャチコ張った甲冑姿が、此の異様な装身具のために一層不自然さを増して、いかにもギコチなさそうである。
元来鳩胸胴の鎧を着たら、矢張西洋風に床几にでも腰かけた方が似合うであろうに、あぐらをかいているのだから、胴ばかりが変に前へ飛び出して、尚更窮屈そうに見える。
それに南蛮胴の鎧と云い、水牛の抱角に帝釈天の兜と云い、邪推をすれば、内面の弱点を人に見透かされまいとして、強いてそう云う威嚇的な扮装をしたと思われぬでもない。
が、たゞでさえシャチコ張った甲冑姿が、此の異様な装身具のために一層不自然さを増して、いかにもギコチなさそうである。
元来鳩胸胴の鎧を着たら、矢張西洋風に床几にでも腰かけた方が似合うであろうに、あぐらをかいているのだから、胴ばかりが変に前へ飛び出して、尚更窮屈そうに見える。