谷崎潤一郎 『武州公秘話』 法師丸が屋根裏へ上って行くと、例の女の前に、一つの異様な首があった。 と云うのは、歳頃二十二三かと思われる若武者の首なのだが、おかしなことに、それは鼻が缺けているのである。 尤も顔は決して醜い器量ではない。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア