谷崎潤一郎 『武州公秘話』 その部屋の廣さは畳数で十畳ほどもあろう。 粗末な板張りの座敷ではあるけれども、枕上のところに仮りの床の間が設けてあって、八幡大菩薩の軸が懸っている。 床脇に据えた持佛の厨子には不動明王が安置してある。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア