谷崎潤一郎 『武州公秘話』 図書どの ―――河内介は戦場の砂埃の中でその紙片をひろげたまゝ暫く茫然と立ちつくした。 して見れば、こゝに斃れている武士は此の文の宛名にある「図書」と云う者に違いない。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア