何を云うにも、河内介の受持は御殿の外囲いであって、件の曲者は外から這入ったか、内部に潜んでいたものか、誰にも断定は出来ないのである。
緩怠と云えば家中一統の緩怠で、河内介一人が責められる謂われはない。
尤も殿が殺されたとでも云うならば、切腹は免れぬところだけれども、たか/″\ほんの一部の肉片が切り取られたに過ぎないのである。
何を云うにも、河内介の受持は御殿の外囲いであって、件の曲者は外から這入ったか、内部に潜んでいたものか、誰にも断定は出来ないのである。
緩怠と云えば家中一統の緩怠で、河内介一人が責められる謂われはない。
尤も殿が殺されたとでも云うならば、切腹は免れぬところだけれども、たか/″\ほんの一部の肉片が切り取られたに過ぎないのである。