桔梗の方が河内介の情にほだされ、且その武人らしい人柄に動かされて、自分の方からも恋を感ずるようになったのはいつ頃からか分らないが、此の歌なども、単に「相談したいことがあるから会いたい」と云う意味には取りにくい。
彼女は、交通を堰かれている間に知らず識らず彼を恋い始めていたのではなかったか。
そして此の歌こそはその恋愛の最初の表現ではなかったであろうか。
桔梗の方が河内介の情にほだされ、且その武人らしい人柄に動かされて、自分の方からも恋を感ずるようになったのはいつ頃からか分らないが、此の歌なども、単に「相談したいことがあるから会いたい」と云う意味には取りにくい。
彼女は、交通を堰かれている間に知らず識らず彼を恋い始めていたのではなかったか。
そして此の歌こそはその恋愛の最初の表現ではなかったであろうか。