そして座敷の暗い方へ行って、自分で自分の坊主あたまを団扇で追いかけるのであった。
ぱたり、と、団扇が頭へあたると、ふわり、と頭が空を逃げる。
逃げながら彼が眼をぱちくりやらせると、不思議な表情の働きで、いかにも蛍の火が光ったり消えたりする感じが出た。
そして座敷の暗い方へ行って、自分で自分の坊主あたまを団扇で追いかけるのであった。
ぱたり、と、団扇が頭へあたると、ふわり、と頭が空を逃げる。
逃げながら彼が眼をぱちくりやらせると、不思議な表情の働きで、いかにも蛍の火が光ったり消えたりする感じが出た。