谷崎潤一郎 『武州公秘話』 元来河内介は、太い、豪壮な、戦場できたえた武人の声を持っているのである。 それが今夜は、癇の昂ったのを無理におさえているような、取って付けたようなふるえごえを出すのである。 だがそれはよいとして、「首になった道阿弥」はやがてひどく不安になって来た。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア